四国霊場巡り29番とアーティスト武内光仁さんの美術館が最高だった
29番国分寺。各県に一つずつありますね国分寺。高知の国分寺もとても綺麗でしたよ。
ここの大師堂がすごくカッコ良かったです。建物の作りが重厚な感じなんですがなんか柔らかさがあるというか。
これだけの木造建築に装飾まで本当に芸が細かいですよね。この正面の縦に開く格子状の扉が好きです。他のお寺にもありましたが大体外向きに開いてたのに対してここは内側向きに開いてました。何か意味があるんですかね。
国分寺の周りの景色もなかなか素敵です。のどかな場所でした。次の寺まで少し離れてたので近くの観光をすることにしました。
で、発見したのがこちらの美術館。ここ今まで行った美術館の中で自分ランキング上位に入るくらいよかったです。美術館というかアーティストの家の部屋を覗かせてもらったような、そういう手作り感のある美術館でした。
武内光仁さんというアーティストの手作りの美術館です。他のアーティストの作品も沢山ありますが基本は武内さんの作品がメインです。
海外にも展示されたり世界的に活躍されているアーティストで現在73歳。いまだこの地で作品を作り続けているそうです。
作品は日本文化と海外のハイブリットのような感じがしました。すごくかっこよかったし、本当に作品作りに一生を捧げている感じがしました。
このボーリングピンの作品可愛くて好きです。この手形のイラストがいろんなところでいろんな色で使われていました。一つ一つ手書きなので手形ももちろん一つ一つ違ってました。同じ形を手書きで書き続けてる訳ではなく、本当に形の違う手形を沢山書いていてすごいです。
矢印や数字、あと梵字みたいなのが多く使われていました。かなりぶっ飛んだものが多かったです。
これも結構好きです。写真じゃわかりづらいですが実物みるとびっくりすると思いますよ。
この部屋の作品がお気に入りでした。この中に入れるんですよ。テンションあがりました。
外にも室内に収まらない作品が沢山あります。この車たちも本物の車なのでかなり迫力あります。山の中にある美術館なので知らずに通って見かけたら事故車かと勘違いしますよね(笑)。
まだ試行錯誤中?みたいなんですがこちらの作品も何がすごいかというと、武内さんなかなか高齢であってもスタッフと一緒にコンクリート流してあの作品を作ったそうです。本当にすごい。
あまりに楽しくてすっかり時間を忘れてしまいました。日が暮れる前に今日はキャンプ場に移動します。
夕暮れ前の日が差し込むこの感じが好きです。今日はここまで。ありがとうございました。