22番平等寺。早朝に向かいましたがツアーの団体さんが全員でお経を読んでいたのが駐車場まで聞こえてきました。大人数でのお経の音っていいですね。

仁王像もコロナ対策しています。ご時世ですね。

階段左にある白水の井戸は弘法大師が掘ったとされていて今でも枯れることなく万病に効くとされ崇められているそうです。今日はたくさん回る予定なのでお参りをすまして次へ向かいました。

お次はこちら、ロープウェイを乗って山を超えて向かいます。車で途中までいって歩きのコースもあるみたいですがぼくのハイエースでは厳しいみたいでしたのでここから向かいました。

ロープウェイに穴が空いていて、ガラスとかなくこの網があるだけなのですごくひやっとしました。

窓からの景色はめっちゃよかったです。曇っていたんですが川も青く見えました。晴れてるともっと青いんですけどね。

一つ目の山を超えたところ。この日は曇りだったので山上からは雲海が見えました。雲海の上をロープウェイで移動するのは初めての感覚でした。とにかくキレイを連発しました(笑)。

昔狼がいたとされているお話から狼の群れの銅像が山の尾根に作られていました。遠くからみるとかなりリアルで狼がいたことを想像できます。こんな感じでいたら絶対写真撮りますよね。

21番太龍寺。到着するとすぐ目の前に参道があります。

意外と広く風情があってかなりよかったです。この本堂の周りに大師堂や他の建物があるのではなく山に点在しています。

ここも雰囲気がありました。正面に小さく祀られているだけなのですが鳥居や灯籠があってちゃんと長い階段で作られていました。

彫刻が気になって写真撮ったんですがこれはなんなんですかね?亀から尻尾のようなのが生えてます。デザインが斬新でかっこよかったです。どういう発想でこれを作ったんでしょうか。

こちらは大師堂。本堂よりしっかりしているように感じました。作りがかっこいいですね。

裏に回ると大師様を祀っている建物から紐が伸びていて、触れることで直接繋がることができます。大体の大師堂では弘法大師像から紐が伸びているのですが、ここは別に建物を作っているところが他とは変わっていました。

これ、よく周りをみながら歩かないと気づかないんですけど、木に枠が付けられていて正面に立つと隣の山が枠におさまります。

こんな感じです。次の鶴林寺がちょこっと見えてるのわかりますか?純打ちだと一つ前に登った鶴林寺をここから見てこんな遠くまできたんだなってお話のネタになるスポットだそうです。

太龍寺の名前の通り立派な龍が天井に描かれていました。僕は辰年なので龍には勝手に縁を感じていて好きなお寺になりました。

ロープウェイで帰り待っているときに試飲してすぐに買いました。これは是非飲んでいただきたいです。お茶というよりだし汁ですね。料理にも使えると思います。雑炊にしても絶対美味しいですね。そのまま飲んでも感動したので是非来た際には試してみてください。

20番鶴林寺。太龍寺から見えたところですね。車なのでそんなに大変ではないですが歩きお遍路さんはかなりきつい箇所になりそうです。太龍寺で山の麓から走って登ってきた人もいました。ロープウェイで二つほど山超えたと思うのですがすごいですね。ここは名前の通りお鶴さんです。仁王像の代わりに鶴がいました。

高知の39番延光寺の亀の御朱印と一対になるこちらの鶴の御朱印を並べると縁起がいいとされています。

三重塔も立派ですね。徳島県で見れる三重塔は唯一ここしかありません。なので徳島県指定重要文化財になっています。

ここは納経所で、ちょっとわかりにくいかもしれないのですが家紋が鶴なんですよ。これが遠目からみるJALと錯覚して、JALカウンターに向かってる?って思ってしまいました(笑)。でもこの鶴のデザインかっこよくて好きです。

19番立江寺。昔ながらの地区にあって車道が狭かったですが雰囲気はばっちりです。あと一つ行きたかったので少し急ぎめにお参りしました。

塔と弘法大師さまが絵になります。みんなここから写真撮ってて立ってみるとなるほどと思いました。なんかいいですよね。

鐘の緒に黒髪が巻きついているのがお堂の中にあります。このお話がなかなかエグいので興味のある方は「立江寺 黒髪堂」で検索すれば出てくると思います。お京さんの物語です。ホラーというより怖い話って感じです。

お寺の向かいに和菓子屋さんがあったのでよってみました。

夕方なのでほとんど商品がなくお餅があったので食べながら次のお寺へ向かいました。おいしかったですが、ぼくはさばせ大福のほうがやっぱり好きですね。さばせ大福は前回のブログに書いていますので気になる方はこちらから。

18番恩山寺。時間ギリギリで到着です。お参りして納経所で御朱印をいただきました。この辺に住んでいる?ベトナム人が自転車でおしゃべりしにきていました。外国の方でもお寺にきてくれるのはなんかうれしいです。

この背景の青の色が印象的で写真思わず撮りました。メモです。かっこいい。

移動途中僕の大好きな神社、大麻比古神社によってきました。おはらいなどで小さいころからきたことがある神社です。この木が何より好きで、かっこいいんですよね。この神社はすごく大きくて、神社裏にはドイツ橋などがあって、ドイツと徳島の歴史の詰まった土地なんですよ。ドイツとこの地域の話もそのうちしたいですね。昔の徳島人がかなりイケてると、自分が徳島に生まれたことを誇りに思えるくらい、当時のこの地域の徳島人には愛が溢れていました。

名前が大麻ってつくので県外の人からしたらびっくりされますが、徳島には忌部と大麻の歴史があって、この辺りは大麻町(おおあさちょう)と土地名でもあります。他にも麻植郡(おえぐん)という土地もあり、忌部の歴史はこちらの方がたくさんあります。また忌部のことや徳島の麻のことについて書きたいと思います。地元のことは特に話したいことがたくさんありますね。

今日は麻婆豆腐専門店で晩ご飯です。山椒のきいたぼくの好きな味だったので良い店発見できてうれしかったです。佐古駅前にあります。

炒飯もおいしかったですよ。たくさんまわった一日になりました。今日はここまで。ありがとうございました。