四国霊場巡り50番から46番
50番繁多寺。癒されましたぁ。いや、さっきのお寺の主張が強すぎてここはものすごく落ち着きます。なんか戻ってきた感といいますか(笑)。お寺の方に静かで綺麗なお寺ですねと伝えたところ「何もないですからねー」と和かに返しくれまして、「何もないのが凄く落ち着きますよ」って意味深な返答をしてしまいました(笑)。石手寺があまりにも凄かったからついつい(笑)。石手寺好きなんですよ(笑)。ここは日本全国を歩いて浄土の教えを広めた一遍上人が滞在した記録が残っているそうです。一遍上人と言えば時宗の開祖の人ですね。前回の物語に出てきた河野家出身なんですよ。
49番浄土寺。空也上人の自彫の木像があります。ここに滞在した間に作ったみたいで、同形の木像が京都の六波羅蜜寺にもあるみたいです。空也上人といえば南無阿弥陀を唱えながら宗派なども関係なく人々を助けていた自由なスーパーマンで浄土教の先駆けの人みたいですね。道や橋、寺を作りながら日本を巡り人々を救っていたのでファンが多かったみたいですよ。人助けのヒーローですね。
正岡子規の出身が松山なので境内に俳句の石碑がありました。その横に俳句ポストがあって、同じポストを他の寺でも見かけたので盛んなんでしょうね。正岡子規の写真は今見てもいけてます。しかも有名なのが横顔ですよね。ストリート系のラッパーみたいでかっこいいですよ。あのまま文字載せたらCDカバーでありそうですもんね。
48番西林寺。綺麗なお寺でした。弘法大師が見つけたとされる湧水が有名で、日本の名水に選ばれてるほどです。仁王門前に小川があって橋がかかってます。この辺から納経所の時間がせまってきていたのと参拝者が増えてきたので次へ。
47番八坂寺。住宅街抜けたところにあります。駐車場には大きないやさか不動尊が祀られています。実はこの地域、前回お話した伝説の衞門三郎の出身地です。
ここから階段を登っていくと本堂と大師堂があります。本堂横に閻魔大王が祀られていて、その両脇に地獄と極楽の道がありました。地獄の道は裸足では歩けないですね(笑)。地獄から入って極楽に抜けると極楽浄土に行けるみたいなので間違っても反対から回って地獄に行かないようにしましょう(笑)。地獄マニアは別として(笑)。
猫多いですね。寝起きの猫に癒されました。ご朱印をもらって本日最後の寺へ。
46番浄瑠璃寺。森の中のお寺という感じで木々に囲まれてました。ここ好きです。本堂の作りも少し変わっていて古さがとても味があってかっこよかったですね。納経所のおばちゃんと世間話して、近くの道の駅は標高高いから涼しくていいよと教えてもらいましたので今日はそこで寝ようと思います。
せっかく道後まで来たので道後温泉入りに行きました。入る前に湯神社にお参り。小学生の頃バスケットボールの試合で道後に泊まったことがあるのですが温泉には行けず、あの頃からずっと入りたかった温泉です。
絶賛工事中で一部しか入ることができなかったのですがとりあえず満足です。コロナの影響でぼく以外に2人しか入っていませんでした。温泉も徹底したコロナ対策をされてて安心でした。
長い一日が終わりました。書くのにも凄く時間がかかったくらい濃い日になりました。台風に備えて安全な場所に避難して週明けまで仕事漬けにしようと思います。今日はここまで。ありがとうございました。