いよいよ香川県ラストになりました。香川県の枠に入っているのは66番までなのですが67番は香川県、66番は徳島県、65番は愛媛県で、ちょうど三つの県境に集中してるのでまとめるために徳島県の66番を香川県に含めたのでしょうか。それとも昔は66番は讃岐国だったのでしょうかね。

67番大興寺。用水路の橋を渡って仁王門をくぐり、階段を登って行きます。ここの仁王像が素晴らしいです。

これ木造彫刻なんです。みなさんご存知あの運慶の傑作です。四国霊場最大の314センチ。鎌倉時代初期の作品みたいですね。凄い迫力とよく木でこれを作ったなとクリエイター運慶をリスペクトした次第でございます。

そういえば触れるのを忘れていたのですが、わりと88箇所のお寺の仁王門に大きなわらじが奉納されてます。わりとこれが好きです。サイズも形も少しずつ違うのでこれもみる楽しみになってます。

門をくぐると小さい像があるんですがこれなんですかね。知ってる人いたら教えてください。なんかジブリみたいで可愛かったです(笑)。

瓦に金の文字が書いてありました。ここって家紋とかが描かれてるイメージなんですけど珍しくてお寺の方に聞いてみたら何故だかわからないみたいです。お寺の方でもわかってないこといろいろあるみたいでした。本堂の瓦の金はちょっと変わった形していてこれも謎らしいです(笑)。

ここの大師堂では、年代や作者が特定できる中で四国最古の弘法大師像があります。近年1276年に作られたであろうことがわかったみたいです。

ここから一瞬徳島です。グーグルマップに山道を案内され苦労しました(笑)。ただめちゃくちゃ綺麗でした。ジムニーやオフロードのバイクで遊びに来ると楽しそうな山でした。道無き道をオフロードのバイクで走りに来てる人も見かけましたよ。

66番雲辺寺。山奥にあって名前の通り帰り際は雲がかかっていて雰囲気ありました。標高911メートルで88箇所の内一番高いところにあるお寺です。ここにくる方法は車とロープウェイがあります。ロープウェイ側から来ると沢山の銅像が並んでいます。

みんな表情やポージングが違ってて面白かったです。なんでそのポーズみたいなのとか、ディズニーみたいな表情など個性豊かでした。ネットで調べてみると冬の雪が積もったときのこの道はとても幻想的でしたので冬に来てみたいですね。

お寺に行くと必ず全部見て回ります。行けるのであれば建物の裏も見に行ったりします。ゲームで言う隠しアイテムみたいなのを逃すのが嫌いで、見逃してるところはないか歩き回ってます(笑)。

そしたら大師堂の裏にもう一つ大師堂を見つけました。拝殿と奥殿に分かれてるみたいでした。どちらにも手を合わせました。何も調べずに行くのが好きなのでこういうところも見落とさないようにしてます。あとから調べてなるほどと復習するのが楽しくて、次にまた行きたい気持ちを残せますので。見つける喜びは取っておきたいですもんね。ガイドマップとかも嫌い派なので(笑)。

お寺は真裏から見ても本当に綺麗ですね。左右対称なデザインはもともと好きなのでお寺や神社はどこ行ってもかっこよく思えてしまいます(笑)。

65番三角寺。愛媛県に入りました。ここのお寺住みたいです。凄く落ち着きます。

境内は小さな村みたいな映画のセットのようでした。昔の空気を想像させられるいい雰囲気が漂っていました。

ここも少し山の中にあるので紅葉が始まってました。早いですね。この石碑の裏に三角形の池があって、その真ん中の島が弘法大師が昔に建てた三角形の護摩壇の跡になってるみたいです。

今日はここまで。明日は日曜日で人が多そうなので仕事dayにしてまた月曜日から周ろうと思います。ありがとうございました。